発行:2017/3/17

Raspberry Piで作る

ミュージックプレーヤ2

屋外でも音楽を楽しもう

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まえがき

RasPiVolumio2をインストールし、その音の良さに気を良くし、もう1台職場用にと、放置していた旧RasPi基板を使ったポータブル機を作った。

 

実験

今回は同じUSB音源ではつまらないのでPCM5102というDACを搭載したI2s通信で使える安価な音源基板を中華サイトで見つけたのでこれを搭載した。

RasPiVolumio2前回と同じである。

Volumio2にはデフォルトで既にI2s音源のドライバー設定が内蔵されているのでI2s音源使用をONにしてI2s_Genelic音源を選択、保存するだけであっさりと音が出た。

 

組立

ケースは、ゴミと化していたFONルーターのケースを使用。

RasPiSDカードが出っ張ってしまう為サイズはかなりギチギチであるがDAC基板を対向させて、何とか収めた。

電池も内蔵させたかったが、ケースに余裕が無いので、諦めた。

DCジャックから5V電源を投入して使用する。

使い方から電源SWは不要と思い、付けていない。

プラグインのGPIO端子を使ったShut Downスイッチ用にプッシュSWを取り付けた。

 

所感

WIFI環境の無い場合にもスマホのテサリング機能を使うかVolumioのアクセスポイント機能をONにして、スマホ側から本機に繋げることも出来そうである。

ヘッドホンアンプはOP-AMP1段の簡単なものであるが、前機で使ったPCM2704DAC出力に比べてライン出力が格段に高く、バッファアンプを付けずとも、ガンガンと鳴る。

効率の悪いヘッドフォンや、屋外で聴く場合でも、ゲインは十分である。

異なるWIFI環境下で使う為、IPアドレスは、固定IPにせずDHCPで勝手に割り振られるようにしている。

初回IPアドレスの確認は、Win7からだと、「ネットワーク」を開き「Volumio」のドライブ名が表示されていれば、これをクリックするだけで、アドレスが判明しブラウザが起動してくれるので便利である。

また一度振られたIPアドレスは、長期間使わなければ別だが、頻繁に変らず使えているので、不都合はない。

本機にスマホ充電用バッテリーを繋げば屋外でも聞けると思うが、消費電流も含め、まだ試してはいない。

通勤電車内にバッグに一式を持って、ゴソゴソやっていると、かなり怪しまれそうなので、気の弱い私はとても踏み出せないでいる。

 

 

自作ヘッドホンアンプ

WindowsPCからネットワークドライブ名を開く

スマホからブラウザで開く

ミュージックプレーヤ 一式

 追記

本機にスマホ充電用バッテリーを繋ぎ、主にWebラジオを再生させ、持続時間を調査したところ5時間余り使用することが出来た。

音楽ファイルへのアクセスを頻繁にした場合は、もう少し短くなると思うが、実用的には問題なく使用できそうである。

同時に、GPIO端子に外部SWを取り付け、電源OFF時にShut Downスイッチを押すことで切れるようにした。

この機能は、Volumioのアドオンソフトをインストールして、使用する機能をONにし、GPIOの端子Noをセットするだけである。

設定後のポート電圧レベルを確認したところでは、内蔵プルアップ抵抗の設定はOFFのようであった。

そこで、3.3V端子と使用ポート間に10KΩのプルアップ抵抗を付けた。

ボタンは1つしか付けていないが、設定を変更し、Play/Pauseや、Next等、再生コントロールも機能確認したところ、問題なく作動した。

曲選択はスマホを使用することが前提なのでとりあえずShut Downボタン1つだけとした。

 

スマホ充電器と接続

GPIOコネクターSW接続

 

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