ISA-LANカードで作るPIC-NIC

ISA-LANカードで作るPIC-NIC

20041122

7N3TFI 山村賢二

秋月電子で販売されておりますトライステート社PICネットワークアダプター(PIC−NIC)を購入しました。

色々と遊んでいるうちに、もう1台欲しくなり回路を調べてみるうちに、古いPCで使っていたISAバスのLANカードを使えば同じ物が作れそうであることが判りました。

カードに使っているLANコントローラがNE2000コンパチのRTL8019Aの物を探したところ、

コレガ社製のISAバス対応10MLANアダプター(CG-E2ISAT)で使用しているようでしたので、早速購入して来ました。

 

確か2年程前に900円前後で販売されていました。

この商品は、既に販売終了しており、現在入手は困難と思われますが、中古パソコン店などのJUNKコーナで探せば手に入るでしょう。他のコントローラが搭載されたLANカードでは試していません。基板のコネクターに半田を直接半田付けしても良いのですが、後々のメンテナンス性と失敗した時に完全なゴミにならずに済むことを考慮し、

タダで貰ったISAバスPC基板からコネクターを取り外し片面ユニバーサル基板で作りました。

PIC-16877へのプログラムと、回路図はトライステート社のホームページからダウンロード出来ます。

上は自作PIC-NICクーロン

下はトライステート製PIC-NIC

製作時の注意点として、LANカードの65PINのジャンパーッモード切り替え端子をジャンパー線70PinVDD(+5V)とショートさせる必要があります。

VDDは基板上C6のパスコンのところに来ているので、ここでショートさせます。

 

LANカードはISAコネクタで外せる。

LANコントローラ(RLT8019AS)65Pinはその近くのC6とを単線で繋ぐ

PICマイコン部(表面)

PICマイコン部(裏面)

失敗談としては、コネクターを使ったのでPIC側の基板に対し、LANカードが縦となり、

市販品で大きさの丁度良いケースが見つからなかった点です。

参考文献:20011月号トランジスタ技術 RLT8019ASの概要、PICNICの製作

 

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